目次

(▶を押して展開)

ワオ高校

学校法人ワオ未来学園が設置。2021年4月1日開校。


生徒数 約170人
開校 2021年4月1日
本校所在地 岡山県岡山市北区磨屋町7−2
スクーリング 年2回(前期3泊4日、後期3泊4日)
制服 なし(2023年度現在)
※それがきっかけで2022年に制作されたオリジナルウェアならある(現在購入することはできないが、再販の要望を学校に伝えれば、再販される可能性あり)
部活動* 哲学部
同好会 科学同好会、お絵描き同好会、卓球同好会
愛好会* (情報収集中…)

*愛好会もあるが、「部活動規則」に「愛好会は非公認の団体となります」と書かれている。

*お嬢様部は非公式

沿革(生徒目線)


ワオ高は2021年4月に第1期生を迎え、ミーティングツール「Zoom」を用いたレクリエーションやオンライン授業、そして、UMU社が提供するクラウドサービス「UMU」を用いたオンライン学習を彼らに提供した。 基本的な学習ツール使い方を学んだのち、同年6月に最初のスクーリングを終えたことで、先生生徒ともに当時のワオ高校の流れを理解したといえる。

しかしながら、初年度の前期まではまだ開講していない科目が多くあり、オプションコースや教養探究も例外ではなかったので、流れとはいっても、諸他校のそれと似たような、一般的な通信制高校のことにすぎなかった。

同年の時期不明、既存のZoom体制から、仮想空間サービス「oVice」を用いた体制へと移行するという変更がなされ、当時はまだ荒削りな仕様の「oVice」を用いた授業やイベントが漸次的に行われるようになった。

そして、夏季休暇を経て前期が幕を閉じて、矢継ぎ早に後期科目の開講がスタートしていくなか、ワオ高生としての忙しさは、オプションコースを受講している生徒を中心に加速していった。(いまだ慣れない生活リズムで、課題提出に不行き届きがあった生徒も中には居ただろう。)

こうして最初の1年が過ぎ、2期生が流入してくると、荒削りだったOviceの機能も洗練されつつもあったことで、ワオ高全体の活気が増すようになる。この時期からワオ高本校に通う生徒の存在が表立ってくるようになった。そういった生徒の多くは、卓球やピアノの他、スポーツに関心のある生徒であった。もちろん、自習を目的に図書室へ通う生徒もいた。

まだ卒業生を輩出していないワオ高ではあるが、年度ごとの新入生の変遷について、山本校長には10月19日(水)に開催された超教育協会主催のオンラインシンポにて次のように述べている。 「初年度に入学した子どもたちは、通信制高校を探していてワオ高校にたまたま巡り合ったケースが多く、具体的には8割以上が不登校の子どもたちでした。ところが初年度後半から(本年度の)入学者は、普通に学校に通えていた子どもがダイレクトにワオ高校へ進学するケースが半数以上です。本校では高校1年生の4月から入学する子どもの割合が明らかに増えています。」*1

<aside> <img src="https://s3-us-west-2.amazonaws.com/secure.notion-static.com/aceb82e5-59c7-4b16-9ff3-9087fe2fb53c/Ojosama.png" alt="https://s3-us-west-2.amazonaws.com/secure.notion-static.com/aceb82e5-59c7-4b16-9ff3-9087fe2fb53c/Ojosama.png" width="40px" /> ワオ令嬢からのひとこと!


「OviceからZoomに戻りたくありませんわ!😭」

</aside>

<aside> 📌 ワオ高等学校


公式ページに掲載されているワオ高校本校のイメージ画像

公式ページに掲載されているワオ高校本校のイメージ画像

生徒数

約170人

本校の設備

バーチャルキャンパス(oVice)

5F stadium

4F auditorium

3F Knowledge-House

2F 生徒・教職員フロア

1F ワオ高校バーチャルキャンパス

その他 WAO25

</aside>

ワオ高の学習方法


学習の流れ

0.履修登録

一年のはじめに、その年にどの科目を履修するかを決める。 三年間の間に必修の科目をすべて取り、指導要領に定められた74単位をすべて修めることが、卒業要件の一つとなる。

  1. メディア学習

日常的な学習は基本、UMUからアクセスできる授業動画、及び確認テストを活用することになる。 授業動画では、事前に郵送された各科目の教科書(ほとんどが東京書籍)を画面に写しながら、音声が内容をガイドする。 確認テストは、各単元ごとに用意された授業動画の内容理解を、画面上のテストを解くことで確認する仕組み。 ワオ高校では日々の学習への取り組みが評価の対象となるため、日常的なメディア学習への取り組みは評価に反映される。

  1. レポート

ワオ高校は、1年を前期と後期で分ける二期制である。 各期に約6回、月に1度ほどのペースで、各科目レポートの提出が必要となる。 レポートはメディア学習の確認テストよりも難易度が高くなっており、範囲も広くなっている。 短答式の記述問題なども出題され、提出後に担当教員が添削をする仕組みとなっている。 締切までに提出すれば、105点満点、締切を過ぎても、別日に設定されている提出締切に間に合えば100点満点で採点される。 提出締切後に提出されたレポートは50点満点で採点され、レポート解説授業(そのレポートの内容を担当教員が解説する授業)への出席が義務化される。 点数が高いほど評定が良くなるので、最初の締切に間に合うよう計画的に行うのが大切である。

  1. 期末試験

二期制のワオ高校では、各期の終わりに期末テストが行われる。 実施場所は、学習塾”Axis”(ワオコーポレーションが運営する学習塾)の、最寄りの塾舎となる。 各科目35分と試験時間は短めで、その日のうちに全科目の試験が終了する。